初めまして(吉本)
全国3,000万人のプロレスファンの皆様こんにちは。
東京FPコンサルティング事務所 FREE PEACE(フリーピース)の吉本と申します。
今回、初めてのブログ登場になりますので、自己紹介からさせて頂きます。
冒頭でお気付きかと思いますが、私の趣味の一つはプロレス観戦です。
90年代前半からはまり、いわゆる「闘魂三銃士」「四天王」を見て育った世代であり、
タイガーマスクといえば、佐山でも4代目でもなく金本浩二が頭に浮かぶ30代です。
プロレスを見た事がない又は好きではない人から、よく聞く理由があります。
「なんで技を避けないの?」
「勝ち負け決まっている八百長でしょ?」
この問題は昔からありましたが、ミスター髙橋の著作で真相が暴露され、週刊誌などで
世間一般に面白おかしく広まった事も要因でしょう。
しかし上記の理由だけでプロレスを見ない・つまらないと判断する人は、
あまりにも見る側としてのセンスがないと私は思っています。
だって、勝ち負けを決めるスポーツが見たいだけなら、総合格闘技・相撲・野球・サッカーを見ればよく、
プロレスには違った楽しみ方があるからです。
プロレスの魅力は、「受けの美学※観客に魅せる」「技の芸術性」「ストーリー性」「間」「キャラクター性」にあります。
すべての魅力を伝えていると長文になりすぎてしまうので、本日は一つだけお話致します。
「受けの美学」
言葉の通り、プロレスでは技を受ける姿勢が美しいとされます。
派手な大技がでるとレスラーの危険性は非常に高くなりますが、その分観客は沸きます。
近年は観客の要求に応えようと、技の危険性がエスカレートしてきており、その結果、
技を失敗し半身不随になったレスラーや、不幸にも亡くなったレスラーもいます。
頻繁にこのような事故が起きていたら、この世からプロレスは無くなるでしょうし、
観客も引いてしまいます。
そうならないようレスラーは観客の期待に応える為、日々体を鍛えているわけであり、
相手を倒す為だけの、筋肉を作っている訳ではないという事です。
そして技を掛ける側も、対戦相手が日々努力している事を知っているからこそ、
躊躇せず危険度の高い技を繰り出せるのだと思います。
つまり、お互いの信頼関係・観客に魅せる共通認識があってこそ試合が成り立っているわけです。
こんなにも命を懸けた競技が、他にあるでしょうか?
最後にプロレス界の名言を一つ紹介させて頂きます。
「誰もが試合で勝つ為に練習するが、試合で死なない為に練習するのはプロレスラーだけである。」
受けの美学がぎっしり詰まった言葉です。
どうでしょう?
少しは興味をお持ち頂けましたでしょうか?
是非、お近くの会場で開催がありましたら、足を運んでみてください。
会場はテレビの10倍増しの迫力がありますよ。