「会話」と「対話」と「議論」の違い
以前働いていた会社の社長の言葉を、たまに思い出します。
「企業という文字の持つ意味は、“人を止める業”」
生き残る会社は、人が留まり人が辞めない集まりであり、
社員がイキイキと働ける環境があるということ。
創業から5年のFREE PEACEは、今や30人の組織になり
人数が増えたことで、今まで起こらなかった課題が見え隠れするようになりました。
しかしどんな仕事も、ひとりでは出来ず、人と協力して取り組む必要がある。
集まったメンバーの力が、掛け算のように発揮されるためにどうしたら良いか…。
そんな中、わかり易いコミュニケーション階層図を発見しました。
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【議論】をする為には、(共通の目的に向かって考えをすり合わせる)
【対話】が成り立つ関係が必要で、(本質を一緒に発見するやりとり)
【会話】が気持ちよく出来る人間関係がベースにあることが必須。
【討論】と【議論】は異なるので分別すること。(どちらが正論かの争いか否か)
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このような、コミュニケーションの分類整理です。
人とのやり取りにおいて、何に向かっているコミュニケーションなのかが客観視できると、
より質の高い仕事が出来て、高みを目指せる組織になるのではないかと思いました。
(こちらの図解がわかりやすく大切なので、いつも見えるように壁面掲示しています。)
確かに、私のチームでも、
席配置をメンバー同士近くし、お互いの状況を理解しやすいように変えたところ、
会話が増え、3ヶ月経過した今、「○○さん困ってるかな!?」という状況に、
メンバーが自発的に手を差し伸べるような光景を見て、対話が自然に出来るようになったのかな、と思います。
組織の風土づくりとは、こういう小さなことの積み重ねなんだと思いました。
(出典:ダイヤモンドオンライン)
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家族のいざこざや、男女のすれ違いやなんかも
こんな思考回路でスッキリ解決できるのかな~なんて思いながら
とは言え、感情がある人間なので、そう全てスムーズにも行かないわけで…苦笑
日々是精進です。