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スタッフブログ

人生で一番好きな本のはなし


日々秋めいて来て、「暑い、暑い」と言っていた頃がすでに懐かしいこの頃。
仕事が終わる19時頃は、もうとっぷりと暗い季節になりました。
 

読書の秋ということで、本のはなし。
 
 
わたしが、人生で一番好きな本は、
司馬遼太郎の『二十一世紀を生きる君たちへ』という本です。
 
(Wikipediaより)
司馬遼太郎が子供向けに書いた初の随筆。「一編の小説を書くより苦労した」と語っている。

文を読む限り、司馬自身は自分が生きたまま21世紀を迎えられないことを予期していたと見られ、
それを前提に、やがて21世紀を担っていくであろう子供たちに向けての力強いメッセージと羨望の念が込められているこの文章は、まさしく司馬が残した遺書とも言うべきものであるといえる。
 
12084144_883870171689660_415999880_n(司馬さんの直筆の原稿用紙が巻頭に掲載されている、記念館限定版)

 
歴史の偉大さ、自然の尊さ、わたしたちの在り方について
とてもやさしい言葉で書かれています。
それにしても、遺言をこのような感動の文面に表現できるということもすごい。。。
( 「二十一世紀を生きる君たちへ 全文」を検索で読むこともがきます。)
 
大学4年の就職活動をしているときに出会ったなぁ、と思い出し、
この本で人生変わった!とはいかないまでも、
社会に出る直前のタイミングでの出会いは、価値観に大きな影響がありました。
 
地元の北海道からほとんど出たことがなかったあの頃、
世界は、面積と時間軸において、縦にも横にもすごくすごく広いんだ、、、と思った記憶。
 

度々この本を読み返すと、
感じることが変化していたり、文章から連想する出来事が増えていることに気づき
そんな時の積み重ねを楽しくも感じます。
12080966_883870168356327_553264758_n(同時に収録されている短編作品も良いです)

 

最近は、睡眠の秋となりつつあり、あまり読書がはかどらないのですが、
たまにはゆっくり本屋に行って、積ん読くらいはしたいなぁと思う、今日この頃です。

※積ん読=本を買って積んで置くだけ。いつか読まなきゃという強迫概念を自分に掛ける手法、笑

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