医療費(中路)
東京FPコンサルティング事務所 FREE PEACE(フリーピース)の中路です。
インフルエンザの時期ですが皆様は予防注射やりましたか?
最近の注射は技術の進歩であんまり痛くないようにされているらしいですが、やっぱり痛いですし、刺されている瞬間は見たくないですよね。
私は今年は2回目注射をしました。(泣)
さて先日病院からもらう子どもの医療費の請求書をじっくり見る機会がありました。
請求書金額は10000円位なんですがその内訳を見ると恐ろしいことに…
なんと医療費が30万以上かかっていて、その大部分が保険適用になっているのです。
普段私たちはごく当たり前に風邪をひいたら病院に行って薬をもらいますが、それは日本が国民皆保険制度だからですよね。ユニバーサルヘルスケアともいうそうです。
世界195か国のうち国民皆保険(ユニバーサルヘルスケア制度)があるのがわずか58か国しかないのです。参考までに採用している国の地図です。
この制度がないアメリカは医療費が非常に高額で満足に治療を受けられない人が多く、また医療費の請求で自己破産する人も多いらしいです。
日本の皆保険制度の特徴は
①国民全員を公的医療保険で保障。
②医療機関を自由に選べる。
③安い医療費で高度な医療。
④社会保険方式を基本としつつ、皆保険を維持するため、公費を投入。
本当に仏の様な素晴らし制度ですよね。
ですが、この制度を維持するために公費を全体の38.4%、約4割を負担していることにびっくりしました。このままだと現状維持は難しいですよね。
国も医療費抑制のためにさまざまな施策をしていますが、今後は満足な治療を受けられない国になってしまうかもしれません。
まず私たちにできることとして健康維持に努める、無駄な医療費をかけないことと今後に備えて国に全て頼らず民間の医療保険や貯蓄などいざというときの緊急資金を準備することが大切です。
私個人としてはまずはダイエットですね。頑張ります!