忘れません
皆さまこんにちは。
ブログ水曜担当!FREE PEACEのワーキングママ猪瀬です。
昨日もちゃっかりアップしてしまいましたが(笑)
本日は3月12日。
忘れもしないあの震災の起きた日から3年がたったのですね・・・
FREE PEACEのメンバーは毎年3月11日に東北へ訪れます。
昨年は福島へ、今年は仙台へ。
私は、娘の保育所で修了式(卒園)の予行練習に参加のため同行出来ませんでした。
その修了式で保護者を代表して謝辞を読ませて頂く私は、文中に地震発生時の事を書きました。
あの日は金曜日、通常出勤で娘を保育所へ預けていました。
そろそろ3時のおやつのため、お昼寝が終わるころの時間にあの大地震。
地震直後、保育所に電話をしても繋がらず・・・
実家の姉と電話がつなっがて、娘を迎えに行ってもらうよう話をした後は、一切電話が使えず・・・
ちゃんと子供たちが無事なのか、保育所が古かった為、つぶれてはいないか心配を通りこして、不安と恐怖が
私の頭をぐるぐる、ぐるぐる・・・
無事帰宅し、娘の顔を見た時は心の底からホッとしました。
娘が保育所でどのように非難をし、どのようにグランドで待機していたかを話してくれました。
その時の先生方への感謝の気持ちを改めてお伝えしたいと思ったので謝辞の中にお礼の言葉を加えました。
そして、昨日。
修了式の予行練習が終わり(謝辞は本番用に読んでません!)、仕事へ向かおうと教室から外へ出ようとした時。
今度は地震発生時の避難訓練が始まりました。
運動場で遊んでいた年中さんをまん中に集め、座らせ、年少さんの子どもたちはお散歩用の大きなタイヤのついたカートに
一人ずつ抱き、移動させ、
先生は『大丈夫よ!大丈夫だからね!』と、子供たちに声をかけ続けていました。
訓練の様子を目の前でみたのは初めてでした。
3年前、こうして先生方は必死に子供たちを守ってくれたんだ・・・と、涙があれふてきました。
私があの時に感じた数倍、数10倍、数100倍、いいえ、私にはとうてい想像もできないほどの恐怖、不安、悲しみを味わい、
今も苦しんでいる方々がいる。
そのことを決して忘れてはいけない。
そしてその方々はそれでも懸命に前に進んでいることも忘れてはいけない。
日々の生活に、『疲れたぁ』『あれが嫌だぁ』『娘がおてんばすぎて困るぅ』・・・
…何を言っているんだ!
私は、あの日以前と変わらない生活を送れていること。
それがどれだけ幸せか。
忘れてはいけない。
こんな穏やかな日常が。
今が、幸せであることを。
しっかりしろ!自分。