今日は「守破離」について、日本一のサムライを目指している菊池
より私なりの見解を。

皆さん、守破離の精神をご存知でしょうか？

守破離（しゅはり）とは、日本での茶道、武道、芸術等における
師弟関係のあり方の一つ。日本において上記の文化が発展、
進化してきた創造的な過程のベースとなっている思想でもあります。

守：基本を習得する。基礎を学ぶ。成功事例を真似る。

破：開く。意識なくても自然と出来るようになる。守を実践して
熟れてくる境地。

離：形を離れて本質を得る段階。オリジナリティを追求する。
人間力の構築。

これってどうでしょう？

ビジネスにおいても全く同じことが言えると思うんです。

仕事をする意味を狭く自分ごとで考えたときに、いつも次の三つの
ことを考えます。

自己利益、利益貢献、顧客満足

この3つを実践するときの、具体的な方法論を必ずこの守破離の精神に
乗せて実行していきます。

ふと立ち止まったとき、うまく行かないとき、またはうまく行き
過ぎているとき。

自分は今どのポジションにいてどの段階なのか。

そして、その仕事は３つのことを満たしているか。または満たせる
可能性があるのか。

意外とこれ、思いや理想が高すぎると、いきなり　離　をやろうとして
しまったり、　守　ができていないのに　破　になったつもりでいたり。

一個人でも経営でも人を育てる場合でも、いつも自分と向き合い、考え、
ときに人もどの段階かを見てみる。

気持ちを落ち着けて、冷静に、そして前向きに勝負する。

これがいつも出来たら、毎日が充実して楽しくなりそうですね！