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FP通信

~NISAは得か? 税の優遇使い分けのススメ~


2014年から始まる日本版ISA(通称NISA)。
金融機関からの勧誘が盛んにされており、
すでに口座開設の準備をしている方も
いらっしゃるのではないでしょうか?

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しかし、税が優遇される資産形成の
仕組みはほかにも複数あります。
慌ててNISAを選ぶ前に自分に適した
制度は何かを考えましょう。

NISAは、株や投資信託への
年間100万円までの投資について、
売却益などが5年間非課税になる
制度です。

逆に言うと、
5年後に値下がりしていた場合は、
原則的に恩恵はありません。

一方、既にある税優遇の仕組みを
見てみましょう。

①個人型確定拠出年金
②国民年金基金
③小規模企業共済

こちらの制度は、
毎月の拠出額が所得から控除され、
自動的に節税になります。

税金は収入から所得控除などを引いた
課税所得に税率をかけて算出します。
所得控除が増えるとその分課税所得が
減るという仕組みです。

例えば、課税所得400万円だった
会社員が個人型確定拠出年金で
毎月上限の2万3000円を拠出すると、
概算で年に8万2800円の税金が
減ります。

20年続けたらどうでしょうか?

なんと166万近い節税額です。
しかも運用による増加分があれば
手取り額は増えます。

[菊池の視点]
上記の制度は
メリットがあまり知られていないので、
利用している方が少ないのが現状です。

60歳以降しか引き出せないという
注意点もあります。
老後の不安な年金を補助する目的としては
極めて重要な制度と言えるでしょう。
また、子育て中なので
大きく保障がほしいという場合は
民間の保険が良い場合もあります。

余剰資金など、
「途中で使う可能性があるものを
NISAにする」
というように、各人のライフプランに
合わせて制度を使い分けることが
家計改善最大のポイントです!!

最後までお読み頂き、
ありがとうございました。
担当:菊池

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