自分にアポを取る。
光陰矢の如し。
毎日って本当にあっという間ですね。
たくさんのことが次々と起きては消えていきます。
その中で、自分を取り巻くすべてのことに優先
されるものってなんでしょうか。
それは、
【自分と向き合うこと】
じゃないかなって思っています。
自分を一番で考える、ということではなく、お客様や社内
の大事な打ち合わせするのと同じくらいの重要度で自分に
時間を取るということです。
絶対に外せない予定にしてしまうのです。
この自分へのアポは何にも優先される大切なひととき。
どんな時でも自分と対話することを忘れないようにする。
見失うことなく丁寧に思考をめぐらせてみます。
過去にとらわれるのではなく、振り返ったり想像すること
で目指す未来に向かえる自分のパワーを蓄える感覚です。
焦らず、奢らず、腐らず。
大きく息を吸って丹田を意識することから始めます。
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とある日の自分へのアポ
意識を頭から離して腹に落としていく。ゆっくり呼吸しな
がら少しずつその意識を今度は身体の上に持っていく。
ちょうど胸のあたりまでくるとそこに自分がいる。
「お疲れさま。時間通りだね。たまにはゆっくり話そう。」
「大丈夫。今日はこのアポのためにすべて調整してる。
電話もメールも気にしないでいい。」
「しかし今日の決断最高だったね!やっぱりもってるね〜笑
どうして決断できたか考えよう。」
「…あの時の自分の発言どう思う?余計な一言あったよね。
もっと前向きにできたはず。反省だね。次は慎重にいこう。」
「今の状態ならまだまだいける。もっと行こうぜ。
自分の感性を信じよう!こんなところで止まったら後悔しちゃう。」
「すこし落ち着いてみたら?結論を急いじゃだめだ。どんと構えてこう。諦めるな。」
こんな具合です。
選手と監督が自分の中に両方いるような感覚ですかね。
時には笑っちゃうようなこともありますけどけっこういいです。
自分にアポを取る。
矢のような毎日でも心を失わない工夫です。