3月11日、あの日から5年。
福島県の久ノ浜を訪れ、祈りを捧げてきた。
海はいつものように、ただそこにあった。
東日本大震災という呼び名も、 そして数十万人の方々が、
一瞬のうちに大切な人を失ったことも、 人間だけに関するもので意味があるもの。
5年前に津波で流された街に、また新たな街ができようとしていた。
あの日の波が来ても耐えうる、新たな防波堤と共に。
いつまた大震災が起きるか、誰にもわからない。
それが明日なのかもしれない。
大震災だけじゃない。
乗っている飛行機が落ちるかもしれないし、自動車事故を起こすかもしれない。
そういった災害じゃなくて、自分の心臓が突然停止するかもしれない。
自分のことでさえ、自分にはわからない。
明日、俺の心臓は止まるかもしれない。
だからってビビって今日を生きるのではなく。
だからこそ、今を大切にちゃんと生きるんだ。
世間の目。
世間の常識。
周りがどう思うか。
周りにどう思われたいか。
周りがどうか。
そういったものに左右されるのではなく。
過去でもなく、未来でもなく。
今、俺ができること。
今、俺がやりたいこと。
今、俺たちができること。
今、俺たちがやりたいこと。
今にすべてを専念する。
最高の人たちと一緒に、最高の人生を送る。
仕事を愛し、人を愛す。
すべてやり尽くす。
そう、 NO LIMIT
こんな生き方しかできないから、多くの人も傷つけてきたし、
自分自身も傷ついてきた。ほんと、ごめんなさい。
これからも多くの人を傷つけることになるだろうから、
これからも自分自身も傷つくだろう。
それがわかっているけど、今を変えることはない。
なんだか、こうやって書いていると
「どんだけ自分勝手な奴なんだ」って笑ってしまう。
まあいいや。
以上、終わり。
戸川良太