ありがとう、そしてごめんなさい

期は熟した。
カンボジアを海外進出の第一歩と決めてから3年。
月の半分カンボジアにて身を置くようになってから2年。
カンボジアで初の事業(データ入力事業)を始めてからも2年。

 

自分の直感がざわつき始めた。
ようやくアクセルを踏むタイミングに来たようだ。

 

なんで直感が騒ぎ始めたんだろうって考えた。
結果は、「やっぱりそうか」ってことだった。
何かって言うと、量が質に転化する瞬間が来たってこと。
神が手を差し伸べたいと思うまでやれば、この瞬間がやってくる。

 

 

直観というのは感じるということ。
だから今回も感じるまでは、無我夢中に突っ込んでいっただけ。
もちろん何も考えないわけではないけど、とにかく何かをやってみる。

 

「とにかくやってみる」ということを継続する。

 

ゼロイチができるまでは、ずっと闇雲。
手応えの一つもない。
それなのに数多の選択肢と、数多の決断を迫られる。
どれか一つの選択肢を見出せなかったら。
どれか一つの決断を見誤ったら。
だから全エネルギーを注ぎ込む。
神経を研ぎ澄まし、自分を100%信じる。

 
自分を100%信じれるようにするため、何度も何度も「うまくいかない理由」を探す。
「うまくいかない理由」を探しては、どうすればうまくいくのか考える。
うまくいく考えが見つかったら、また「うまくいかない理由」を探す。
その繰り返し。

 

 

その繰り返しをしていると、いつか直感がざわつく。
「アクセルを踏め」と身体が高ぶる。
この時を待っていた。

 

自分にとってはゼロイチまでの過程は、本当にきつい。
それは自分が根本的に弱いからだと認識している。
本当は向いていないこともわかっている。
いつもビビっている。
何度も寿命が縮まる思いをしている。
率直に言えば、逃げたい。

 

だけど自分と約束した。
もう二度と逃げないと。
だから震える足をグッとこらえて、地に足を踏みつける。

 

 

そして前に足を進める。
なぜなら自分は知っているから。
その先には新しい仲間たちが待っていることを。
そして今いる仲間たちを信じているから。
自分が前に進んでも、そんな仲間たちが手を差し伸べてくれることを知っている。

 

 

 

だから怖いけど笑顔で前に進むことができる。
仲間たちと一緒なら、どんなこともネタになる。
人生、かくも面白き。

 

そして設定がゼロだから、感動が大きい。感謝が深い。
こうも人生というものが感動的なのか。
そして感謝の思いが深いものなのか。
この思い、どこまでいけるのか。
我が人生、天井知らず。

 

この年を迎えることができたこと、感謝の極みです。
そして、このような形で迎えることができたことも、感謝の極みです。
ありがとう。
そしてごめんなさい。

 

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