自分を知るということ

皆にも、自分と同じような人生のドラマがあるのだろうか?
この地球には70億を超える人がいる。
自分と同じような人生のドラマが70億あるということか。
過去、地球上に存在した人たちのドラマの数からしたら100億とかあるのかな。

 

100億って、すげーな。
どんなに時間あっても、100億のストーリーは例えハイライト版だとしても見ることはできない。
氷河時代の人たちは、その目で何を見て何を感じたのだろう?
戦艦大和に乗っていた人たちは、その目で何を見て何を感じたのだろう?

 

もちろん、そんなもんは見ることも感じることもできない。
参考になる書籍はいくらでもあるけど、実際の1%も感じることはできない。かといってゼロではない。だから読書は大事なんだ。ゼロではないことに意味がある。
じゃあ実際に100%感じることなんてできないけど、近づくことができる。
それはリアルに突っ込むこと。

 

自分は、自分の周りにいる多くの起業家の話を聞き、そしてもっと多くの起業家の本を読んで、起業を決意した。そして起業家をやってみた。
リアルにやってみて、ようやく感じることができた。
起業して3年以内にバンザイする確率が7割あるリアルを感じた。
1年以内のバンザイも4割あり、自分がそっち側にあと半歩で行きそうだったリアルも感じた。

 

出資を募ることも、どういうことなのかを感じることができた。
大切な人たちから託してもらったものの大きさと重さを、リアルで感じている。
同時に、託してもらえる喜びの大きさのリアルも感じている。

 

事業を承継される側のリアルを感じることができた。
バトンを渡されるということがどういうことなのか。
無から有ではなく、有からの有。

 

さらに事業を承継するということが、どういうことなのかも感じることができた。
承継する側のリアルを感じることができた。
バトンを渡すということがどういくことなのか。
どれだけ勇気がいることなのか。そして寂しいことなのか。

 

海外進出するということが、どういうことなのかも感じることができた。
国内起業とはまた違った闇雲さのリアルを知った。
異国でビジネスし生活するというリアル。
異国の人たちと一緒に働くリアル。
旅ではまったく知ることのできなかったリアル。

 

取引先やお客様が増えるということが、どういうことなのかも感じることができた。
繋がるということがどういうことなのか。
信頼とはどういうことなのか。

 

仲間がどんどん増えていくリアルも感じることができた。
仲間が増えれば増えるほど、増していく重圧がどういうことなのか。
そして、仲間が増えていくことが自分の一番の喜びであるというリアルを知ることができた。
仲間たちの成長を見ること。
仲間たちの笑顔を見ること。
仲間たちの人生が豊かになっていくのを見ること。
仲間たちの夢が実現するのを見ること。
そのために自分は存在しているんだと、そのリアルを知ることができた。

これからも、多くのリアルを知ることで自分を知ることになるのだろう。
リアルを知る、つまり挑戦するということ。ずっとチャレンジャー。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です