社内イベント

あの日を忘れない ― 石巻で向き合った3.11の記憶

サムネイル

あの日を忘れない ― 石巻で向き合った3.11の記憶

 

2025年3月11日、弊社は宮城県石巻市にて開催された3.11関連イベントへ参加いたしました。
東日本大震災から14年という年月が経った今もなお、現地には消えることのない記憶と想いが残り続けています。

今回の訪問を通じて私たちは、震災の記憶を風化させないことの大切さ、そして“万が一”に備えることの重要性を改めて深く考える機会となりました。

 

地震発生時刻、石巻の地で感じたこと
14時46分。
地震発生時刻に合わせ、現地では多くの方々が静かに祈りを捧げていました。

一輪の花を手に佇む方。
俯きながら涙を流す方。

その姿から、年月が経ったとしても、失われた命が戻ることはなく、大切な人を失った悲しみが消えることもないのだという現実を強く感じました。

周囲が静まり返る中、当時と同じ警報音が鳴り響き、目の前には広大な更地が広がっていました。

かつてここには、人々の暮らしがあり、笑い声があり、日常が存在していました。
しかし、その町は津波によって丸ごと流され、多くの命が奪われました。

その事実を目の前にした時、私たちは「当たり前の日常」が決して当たり前ではないことを、改めて突きつけられました。

 

 

みやぎ東日本大震災津波伝承館を訪れて
続いて、「みやぎ東日本大震災津波伝承館」を訪問しました。 館内では、津波が到達した高さに合わせて設計された巨大なガラス壁が設置されています。 人の背丈をはるかに超えるその高さを目の当たりにした瞬間、言葉を失いました。 これほどの“黒い濁流”が、一瞬にして街へ押し寄せた。 その時、現地にいた方々はどれほどの恐怖と絶望を感じたのか。 想像しようとしても到底追いつかず、胸が締め付けられるような感覚を覚えました。 災害は、ニュースや数字だけでは決して理解しきれません。 現地に立ち、空気を感じ、自分の目で見ることで初めて気づけることがあると強く実感しました。

 

 

 

震災遺構・大川小学校への訪問
震災遺構として保存されている大川小学校にも足を運びました。 校舎には、津波と火災によって焼け焦げた内装が、そのまま残されていました。 そこには“当時の時間”が止まったまま存在しており、突然日常を奪われた現実が生々しく刻まれていました。 また、津波によって流された消防車や、当日の避難呼びかけ音声も保存されており、実際に見聞きすることができました。 原型を留めない消防車。 切羽詰まった避難の呼びかけ。 それらに触れた時、14年という年月を経た今でも胸が苦しくなり、言葉を失いました。

 

 

 

館内には、震災を経験した方々が残した詩も複数展示されていました。 ご遺体の中をさまよい歩いた記憶。 大切な人や場所を失いながらも、それでも前を向こうとする想い。 苦しみの中にいる誰かへ、「生きてほしい」と願う言葉。 その一つひとつに、人間の弱さと強さ、そして命の重みが込められていました。

 

忘れないこと、備え続けること

震災は、いつどこで起こるかわかりません。 そして、それは一瞬で“当たり前”を奪っていきます。 だからこそ私たちは、「起きてから考える」のではなく、日頃から備え、想像し、行動することが大切だと考えています。 弊社の創業の原点にも、東日本大震災があります。 人の不安に寄り添い、安心を届けること。 それは単なる仕事ではなく、人としてどう向き合うかという姿勢そのものです。 今回の訪問を通じて学んだことを決して風化させることなく、これからも一人ひとりが“誰かを守る意識”を持ちながら、社会と向き合ってまいります。

お問合せ

ご相談やご質問などがございましたら、
どうぞお気軽にお問い合わせください。

03-6258-1131

受付:9:00〜18:00(土日祝日、年末年始除く)

Webフォームからのお問合せはこちら