組織の力ってなんでしょうか？
私は以前からこの組織力にとてもこだわってきました。
 
ところが、組織力って言っても解釈は様々です。
もっともっと具体的にわかりやすくシンプルな定義が
必要だと特に最近は感じていました。
 
 
全員が毎日の中で意識し、実践できることってなんだろう？
その毎日の行動が組織の力になることがあるはず。
 
考えている中で、たどり着いた一つの答えがあります。
 
それは、
 
人の協力を得ることができる集団は強い組織ではないか？
ということです。
 
 
 
2年前に書いた社内向けのメールを偶然見つけました。
そこには以下のことを書いていました。
 
組織のメリットとは？2014.10.27
 
・・・略
 
よって、組織の強みを出せるのは、
１．共通の思いや理念があり、全員そこに向かっていること
２．アフターサービスが会社として充実していること
３．担当個人のキャスティングがうまいこと（必要な時に
　　必要な人を紹介して問題解決できる）
 
この考え方は今もまったく変わりません。
 
ただ、少しだけ抜けていることに気付きました。
 
最も取り組むべき大切なこと。それは、個人の意識へ落とし
込むことです。
 
考え方が正しくなければ、いくらやってもプラスになり
ません。会社として仕組みに変えること～意識せずともそ
うなる仕掛け～はもちろん大切ですが、やるのはメンバー
一人一人ほかなりません。
 
聞こえの良いフレーズを掲げただけでは厳しい現実の
世界は通用しないでしょう。とても分かりやすく、かつ
シンプルで、誰もが実行できることまで突き詰めること。
 
そして、なにしろ自分も意識して取り組めるものである
こと。ここもとても重要なポイントです。
 
 
 
本題に戻りましょう。
 
人の協力を得るということは、人を頼る勇気を持っていな
ければ実行できません。
 
組織の全員が誠意を持って人を頼る。
本気でお願いしたり、本音の意見を仰いだり、時には任せ
てすべてやってもらう。お客さまに頼らせてもらうことも
あるかもしれません。
 
これって勇気です。
 
頼るためには、普段からの振る舞い、行動、発言など、
人への貢献なくして頼れません。また、余計な意地やプラ
イドがあると素直に頼れませんね。笑
 
過去の自分が試される瞬間です。
つまり、頼るその時には結果が出ている。
 
そして、これがすごく大事なんですが・・・
 
私はもう一つ考え方があると思います。
 
「頼るの先取り」です。
 
頼ったその人の貢献を未来で返す。という考え方です。
同じことを今度自分ができればいいじゃないか。だから、
気持ちよく協力してもらってどんどん進める。
 
そんなことをみんながし合えれば組織って強い。
 
隣の人を信頼し、誠意を持って頼れるからこそ、組織は
厚みを増し、力がついていくのではないでしょうか。
 
関わる人はすべて味方であると信じること。
目の前の人は敵ではなく、共に成長し、成功する仲間で
あると考えること。
 
そして、遠慮なく頼り、頼られ、自分にはない能力によって
一つずつ解決していく。
 
その勇気を全員が持てたとき、組織は強靭なものになるの
だと思います。
 
 
組織力は人間力にもつながると感じています。
人はみな人の世界で生きています。その世界で繰り広げる
仕事もまた人の世界です。
 
我々フリーピースは圧倒的な組織力をもった会社として
日本一を目指すと共に、人間力の向上にも挑戦します！