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FP通信

~景気好転による建築資材の高騰?~(小林)


木造住宅の屋根下地やフローリング下地に用いる国産針葉樹合板が
払底し流通段階で争奪戦が起きています。

増税前の駆け込み需要で住宅着工が急回復!?

アベノミクスに対する期待感からか、景気回復の先取りか
景気指標が好転し来年4月からの消費税値上げも先取りして
住宅着工戸数が急回復してきています。

ところが、国産材の構造材はスギKD柱、小割、板割、ヒノキKD柱
土台いづれも保合。
一方、外材は米ツガKD平割、正角、ロシアアカマツ垂木、WW間柱
SPF2×4材すべて強含で推移。
造作材はスプルース、ナラ、タモの平割良材少なく引続き強保合。
WW、RW集成材は梁、柱とも強保合。
合板は針葉樹、ラワンとも強保合。
床板、フロアーは各メーカー一斉値上げ。
プレカット工場の動向は価格が順次浸透し問題なし。

図2

つまり、外材による急激な値上げで新築物件が見積に苦慮。
これ以上の値上げは新規物件の受注に危機感ありといったところです。

景気が上向くのは、良いことだが、何とも外材による
建築費高騰とは皮肉なものですね。

現在、日本の山林には日本の需要を満たすことができる材料が
豊富に眠っており、有効に活用されていないという現状です。
なんと、日本の木材自給率は3割という状況です。
こんな時こそ、国内に眠っている素材・資源に目を向け日本人にあった
家づくりを考えるべきだと思います。

図1

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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