FREE PEACE

  • アクセス
  • お客様お問合せ
  • 03-5312-8331

TOPICS

スタッフブログ

12(吉本)


東京FPコンサルティング事務所 FREE PEACE(フリーピース)の吉本です。
 
いよいよ、プロ野球もシーズン佳境を迎えました。
少年の頃、寝る時も食事をする時も強力なバネを付けられ、反抗するようなものなら、ちゃぶ台をひっくり返され、夜空を見上げては星になるのだと悟られる家庭環境の中、4番原・エース齋藤雅を見て育った私としては、やはり読売が気になる所です。
 
その中でも特に注目選手は背番号12の鈴木尚選手でしょう。
知らいない方はいないと思いますが、簡単にどんな選手かまとめてみました。
 
1996年のドラフト4位で入団。
今年で19年目になり読売では一番のベテラン選手です。
この選手何がすごいかというと、19年間で一度も規定打席に到達していない事です。
つまりスタメンレギュラーになる事が出来ていないというわけですが、途中出場する際は読売ファンから一番の歓声が送られ、今年はオールスターにも出場しました。
 
それは何故か?「代走屋」というポジションを確立しているからです。
 
鈴木選手は途中出場が多いにも関わらず生涯盗塁数は200を超え、成功率は82%をほこります。(※200盗塁以上での成功率は歴代2位)。
競った試合の終盤に出場するならば、盗塁を決めチャンスを広げてくれるであろう期待感、そして進塁すれば、ワンヒットで一気に本塁返ってきてくれるであろうという二つの期待感からファンは大歓声を送ります。
また、相手投手・捕手は盗塁を防ごうと警戒心が強くなり、独特の緊張感が生まれます。
その瞬間の鈴木選手のリード・スライディングはまさに職人技であり、投手捕手とのやりとりは、試合の勝ち負け関係なくお金を払ってでも見た価値があると思わせてくれる事でしょう。
 
よく「代打の神様、切り札」・「バントの神様」などと言われる選手は過去を振り返っても、いましたが、鈴木選手のように走塁技術で、長期間途中出場のポジションを掴んでいる人間は長いプロ野球の歴史の中でも稀な存在なわけです。
アメリカでは、途中出場且つ走塁でしか実績がない選手がオールスターに出た事に批判的な意見もあったようですが、日本人は「職人気質」「希少価値」を好みますので日本の文化にもあったプレースタイルとも言えます。
 
ちなみ、鈴木選手が高い盗塁成功率を実現しているのは、単に足が速いだけでなく技術・経験・準備時間が挙げられるのですが、細かく解説するとブログがただの紹介文になってしまうので、詳しくはYouTubeとかネットで見てください。
 
最後に鈴木選手の今年度推定年俸は5千万で、生涯獲得推定年俸は約4.8億ですが、この金額以上、チームに貢献をしていると私は感じます。
 
下記は鈴木選手の同期ドラフト1位選手との読売在籍期間の成績・年俸の比較です。
 
【ドラフト1位選手】
在籍9年 試合数298試合 27勝24敗3S 在籍期間獲得推定年俸3億3千万円 単年最高推定年俸9千万
 
【鈴木選手】   
在籍19年 試合数1076試合  在籍獲得推定年俸4億8千万円 単年最高推定年俸5千万円 
 
このドラフト1位選手、悪く言うつもりはありませんが、1シーズンだけ最多勝争いをする活躍をし、年俸が3倍近くにあがりましたが、その他のシーズンは目立った活躍はありませんでした。
果たしてどちらの選手が、チームに貢献したと言えるでしょうか?
それぞれ考え方は異なると思いますが、私は鈴木選手だと思います。
 
1年間だけ活躍する選手では、にわかファンは作れても長続きはしません。
それに対し、活躍できる場面は限られていますが、何年も安定した成績を残す選手であれば継続して応援ができ、球場へ足を運びます。
そして足を運んでいる間に、また新しい選手を見つけ球場へ向かうサイクルができあがると私は考えます。
 
私の仕事も営業職の為、収入の浮き沈みがありますが、1年間派手に活躍するだけでなく、
堅実に長期間継続して会社に貢献できる働きをしたいと思います。
ブログ写真

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

post date*