Technics復活に血湧き肉踊る
パナソニックはついにやってくれます。
なんとあの、高級オーディオブランド「Technics」(テクニクス)を4年ぶりに復活させることを決めました。
テクニクスと言えば、私の青春時代の代名詞。DJ業界で知らない人はおそらくいないでしょう。
回るターンテーブルから奏でるキャッチーなビート。
そこにあわせる渇いたキレキレのスクラッチ。
哀愁漂うメランコリックなピアノループにスリリングなドラムンベース。
乗せる歌声はどこか舌っ足らずで妙にセクシー。
締めはメロウなBPMからまさかのジェームスブラウン使い!(興奮)
なんて、今でも心をくすぐるマストアイテム、そうそれがテクニクスのターンテーブル、通称マーク3です。
実はこのテクニクス、OA機器の多様な変化の中で2010年に一度市場から姿を消していました。
しかし、音を愛するエモーショナルな熱いメンバーたちがボランティアで研究を続け、そしてついにこの復活を成し遂げたのです。
復活のキーワードを聞いちゃいますか?
「感性と技術の融合」
これ、どうですか?
キーワードからまじやばいです。
グッとくるなんてもんじゃないですね。
本来、技術とは科学であり、研究であり、論理的、数値的に説明できるもの。
しかし、感性とは、つかめない感覚の評価で数字では表せられない領域のもの。
融合なんてそもそもできるものではないのです。
それでも未知なるステージを到達点とし、その証として商品という形にする。
ただし、経済活動である以上、自己満足ではなく、広く世の中に送り出す、つまり「売る」ことも自らに課して臨んでいる。
正直、ここまで考えているかわかりませんが(笑)
とにかくこの壮絶なスペクタクルはかなりの角度で私の心に刻まれました。
そして・・・
我々フリーピースも、このキーワードのようにしっかりとした、お金の「技術」と、言葉だけではない独特の「感性」を融合させた集団になる
ことを誓います!
ブランド復活を祝って開催したフリーピースナイト