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FP通信

二世帯住宅の経済的メリットは?~見えないところにこそ気にかけよう~


自宅の建て替えや購入を機に、二世帯住宅を検討する方が増えています。

親が建てるケースもあれば、子が建てて親と同居するといったように、見た目ではわかりにくい細かい検討事項も多くあります。

二世帯住宅ならではの注意点をおさらいしておきましょう。

二世帯住宅には経済的なメリットが大きく二つあります。
1.家を建てる費用の分散
子どもがローンを組むなど、建築資金を負担すれば、親の老後資金に余裕ができる。
親が持つ土地を活用できる分、子どもの負担軽減につながる。お互いの家族の面倒も見やすい。

2.相続税を軽減できる
子どもが親と同居しているなどの条件を満たせば、相続する自宅の土地の評価額が8割減になる小規模宅地の特例」の適用可能になる。2014年から住宅構造の要件が変わり、内部で行き来できる構造が前提ではなくなったため、二世帯住宅の多くが適用できる。

「注意点」
やはり将来の相続です。子どもが二人以上いる場合は、家を建てる前に親の資産を子どもたちに「どうわけるか」方針を決めておかないと、もめる原因になりかねません。
一度建てたら現金化することは難しいためです。
同居する子どもに土地を、ほかの子どもには金融資産を相続させようと思うなら、老後の資金とは別に相応の資産を準備する必要があります。

「菊池の視点」
親が建てる場合は、上記のメリットや注意点がよく挙げられます。
逆に子どもがローンを組み、親が頭金を出すケースなどは慎重に検討する必要があります。こちらも相続のトラブルになりやすいのです。
別居している子どもが不公平感を持つことがあるためです。しかも、問題が起きる時にはすでに親が居ない、というケースもあるのでなおさら厄介です。
また、同居後の暮らし方についても考える必要があります。ローンがあるうちは同居の解消は難しい。

せっかく建てる二世帯住宅ですから、末永くお互いが気持ちよく暮らせるように工夫したいですね。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
担当:菊池

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