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FP通信

不動産購入は投資!それもレバレッジを効かせた投資


いつもFP通信をお読み頂き、ありがとうございます。

個人のお客様よりご相談を頂く中で、私は投資や貯蓄の話をよくしています。
年間で150組程のお客様と話をしているのですが、驚くのは、この低金利時代でも、多くの方が現金や預金に貯蓄の方法が偏っていることです。

そこで、今回は投資や貯蓄といった観点から不動産購入を考えてみたいと思います。

個人のお客様が不動産を購入する場合、理由は人それぞれでしょうが、ほとんどの方は「自宅」の購入ではないでしょうか。
不動産購入は資産形成の一部なので、今のような低金利の時代に住宅ローンを活用し、老後の資産形成の一部としてマイホームを購入するというのは理にかなっていると思います。
また、これから老齢年金の受け取り年齢が繰り下がる、あるいは支給額が減ることを考えると、60歳や65歳の定年までに住宅ローンを完済する(資産形成をする)というのも、その後の年金生活のことを考えると現実的にやっておきたい。またはやらなければならないことだと思います。

では、不動産購入(自宅)を、「貯蓄の方法」に分類するとどうでしょうか。

「貯蓄の方法」は3つの分類に分けられます。
①銀行・ゆうちょ  ②投資  ③保険  全世界共通で「貯蓄の方法」はこの3つに分けられます。
不動産はこの中で②の投資に当たります。例え「自宅」だとしてもです。

そして、その際に住宅ローンの借り入れをする場合はレバレッジを効かせて資産形成をしていることになります。
(例えば、1割の頭金を払って9割のローンを組む場合はレバレッジを9倍効かせていることになります)

ちなみに日本の貯蓄割合は下記の通りです。
日本
・現金や預金(+国債) 57.9% ・株や投資信託 10.5% ・保険や年金準備 27.4% ・その他 4.2%
参考 アメリカ
・現金や預金(+国債) 23.9% ・株や投資信託 43.8% ・保険や年金準備 28.7% ・その他 3.5%
(資金循環の日米比較:2009年3Q)日本銀行調査統計局より

「見解」
レバレッジを効かせること自体は悪いことではありません。むしろ、このような低金利の住宅ローンは住宅ローン控除と併せて活用すれば、大きなメリットになります。

問題は、購入後の毎月の収支のバランスと、月々の積立をどうするか。だと思います。

仮に変動金利で住宅ローンを組んだ場合、現預金での貯蓄はインフレのリスクヘッジになっているでしょうか?
30~35年後の資産形成を、片一方は変動金利でレバレッジを効かせてやり、片一方は現預金で、ほとんど運用の効果もなく、30~35年という期間も生かさずに積んでいくのは最適な貯蓄の方法なのでしょうか?

昔の当たり前はもう通用しなくなっていると、日増しに感じています。
ライフプランニングの相談はもちろん、購入後の家計のご相談もお気軽にどうぞ!

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
担当:竹内

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