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FP通信

住宅購入を機に見直す、貯蓄の方法 ~明確にするべき2つのこと~


いつもFP通信をお読み頂き、ありがとうございます。

今日は住宅を購入された方からのご質問として必ずあがる、貯蓄の方法についてお話してみたいと思います。

住宅を購入される方は、「ライフステージの変化」によって、住宅購入を検討されるという方が多いと思います。例えば、ご結婚された・子どもが出来た・子供が進学する・仕事の勤務地が変わるetc…ですので、この機会にライフプランニングをしたい。家計の収支を見える化したい。

というご要望を数多く承るのですが、家計の収支の中でも大きな割合を占める、住宅ローンの返済(繰上返済)と教育費については特に皆様気にされている様です。

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そこで、「どのように貯蓄をするか」を考える際に明確にしておきたい2つの項目をおさらいしてみたいと思います。
まずひとつは、「商品のもつ長所と短所を理解する」ということ、ふたつめは「自分たちの家計のリスク(課題)」を知るということです。
貯蓄を行う際に、銀行以外の保険や株・投資信託やREITといった商品を活用するという方も多いと思いますが、例えば、住宅ローンを変動で組んだ場合、金利が上昇した際には、自分の資産も増えるようなキャッシュポジションを取ることが重要だと思います。

景気がよくなって住宅ローンの金利が上昇する分には、時間差はあれ、収入も増えていくはずなので問題はないと思います。怖いのは、収入は増えずに、資産も増えていない状況で、金利だけが上がっていく。という場合です。
商品のもつ、流動性やインフレに対しての特性、為替の影響なども考慮し、運用して資産を増やすと同時に、資産を減らさないポジションを取ることも重要です。

日本は20年もの間、デフレが続き、「現金で持っている分には損をしない」という状況が続いていましたが、これからの20年も同じ状況が続くとは限りません。

貯蓄の方法を考える際に、商品の長所・短所を理解し、家計の抱えるリスクを把握した上で商品を選択することが、家計の抱えるリスクを低減させる第一歩ではないでしょうか。

不動産購入をご検討の方はもちろん、貯蓄の方法にご興味がある方もお気軽にご相談頂ければと思います。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
担当:竹内

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