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FP通信

自宅を担保に資金を調達 ~多様化するリバースモーゲージ~


我々がお会いしている住宅購入者様からのご相談内容を分析してみると、多くの方から次の二つのご質問をお聞きしています。

①教育費がピークの時に家計の収支はどうなるか?
②老後の資金は問題ないか?(繰上げ返済も踏まえて)

①の教育費に関しては、お子様の人数や現在の年齢、教育のプラン(私立・公立)により必要資金額や必要時期に個人差があるのですが、②の老後に関しては、ほとんどの方が60歳・65歳の退職後のことをイメージしています。

内閣府の平成21年版『高齢社会白書』によると、現在の貯蓄に関する60~64歳の意識では、高齢期に備え「現在の貯蓄額では不満だ」という回答が64.5%にのぼっています。
また、将来自分の体が弱ったときに望む居住形態について、「現在の住宅にそのまま住み続けたい」「現在の住宅を改造し住みやすくする」をあわせ、62.8%が現在の住宅に住むことを希望しているのだそうです。

今回のテーマになっている「リバースモーゲージ」とは、55歳以上の方(銀行によっては60歳以上)を対象にした、自宅を担保にして資金を調達する仕組みです。
(※基本的に、借りたお金は本人の死亡時に担保物件を売却して回収するため、生前は元本返済がありません。 )

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最近では資金調達の目的が多様化しており、「老後の生活費・趣味」から、「旅行やレジャー」・「家のリフォーム」のためと幅広い目的で使われているようです。

一方、調査によると、高齢者への認知度は2割程と、まだまだ活用方法や認知度が低いのが現状です。
リバースモーゲージは通常新規の借入が難しい高齢者向けのサービスとして、これからの超高齢化社会には利用者も増えるでしょうし、高齢者への正しい認知などが必要になってくると思います。

有効な資金調達の方法として、頭の片隅に入れておきながらも、30代・40代の方はまだまだ準備は遅くありません。

住宅購入時に、住宅ローンの返済計画や毎年の収支を「見える化」するのはもちろん大事なのですが、合わせて、教育費や老後資金の「見える化」もしてみてはいかがでしょうか。

FREE PEACEでは、社会保障の話から貯蓄・保険の話、すでに住宅を購入されている方向けの借り換えや繰り上げ返済のプラン作成をワンストップで承っております。
税金・不動産・保険などお金にまつわるご相談が御座いましたら、お気軽にお問い合わせを頂ければと思います。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
担当:竹内

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