~住宅ローン審査承認後にも注意!! ~(奥平)
金融機関から住宅ローンの審査の承認を獲得し、家が竣工したにも関わらず、「融資が実行出来ない」「承認が取り消される」等の事態があるので注意事項をチェック!しておきましょう。
1、延滞
現在利用しているマイカーローンなどの借入金や携帯電話などの分割払いなどは期日に引き落としができないと個人信用情報に延滞が記録される事を理解し、絶対に遅れないように注意を払いましょう。
2、完済条件となっているローンの未完済
住宅ローンの実行条件として、既存借入金の完済を条件付けされた場合、どんな事情があっても完済予定の借入金残高が残っていれば、完済されるまで融資実行は延期されてしまいます。完済証明書や解約証明書を取得する必要がありますので注意しましょう。
3、新たなローンの借り入れ
車などの購入にローンを利用すると、返済負担率が当初の申請と変わってしまいます。返済負担率の変更は基本的に再審査となり、もし負担率がオーバーすれば融資実行はできなくなり、たとえ返済負担率以内であっても融資実行を取りやめる金融機関もあります。
4、転職や独立
住宅購入の前に転職や独立をするのは、基本的にしてはいけません。収入が変わるので返済負担率が変わり、再審査の対象となります。
5、物件の変更
土地や建物が審査承認後に変更される事は、やむを得ない事情があると思います。建物の際は変更届け出で済む事もありますが、土地が変更になる際は再審査となってしまいます。早めの届出を行いましょう。
以上のような例が起こらないように、借入希望者が理解をする事が大切です。不動産会社の営業マンや、銀行の担当の方から説明を受けた際にしっかり確認して把握しましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
担当:奥平