弊社は個人・法人様向けに
ファイナンシャルプランニングを行う集団として
毎日多くのお客様にお会いさせて頂いているのですが
今回はリスクマネジメントの考え方を個人の不動産購入時に
当てはめて考えてみようと思います。

まず、リスクについてですが
個人のお客様に不動産購入時のリスクは何かとお伺いすると
多くは、次の４つが挙がります。
皆様も思い当たる節があるのではないでしょうか？

①住宅ローンが払えるか？（金利上昇も含めて）
②教育費が払えるか？
③老後の生活はどうなるか？（老後に残る住宅ローンも含めて）
④万が一・働けなくなったらどうなるか？（病気・介護など）

我々の考えるリスクとは「不確実性」です。
簡単に言うと「わからないこと」です。
例えば、上記①～④の項目は、変動値を設定する
もしくはシミュレーションをすることで
必要資金の算出ができます。
必要資金がわかれば、あとは「どのような」対策を取るか
という行動に移れるのですが、「わからない」状態ですと
対策の取りようがありません。

上記のようなグラフにそれぞれの
リスクを書き込み、対策を考えます。
対策は大きく分けると４つあります。
・保有：リスク自体を保有する。（現金貯蓄など）
・移転：リスクを移転する。（保険を使うなど）
・低減：リスクを減らす。（事前対策など）
・回避：リスクを回避する。（なにかを止めるなど）

弊社の住宅コンサルは
お客様のご不安や課題（リスク）を明確にし
これらの対策を組み合わせながら、リスクマネジメントを
していきます。リスクを明確にすることが、まずリスクの
低減につながります。

対策のポイントは!
「小さなコストでリスクをコントロール」することです。
住宅購入は多くの人にとって、人生で一度の大きな買い物です。
「想定外」の自体が起き、リスクに振り回されないよう、
この機会に一度、リスクの見える化とリスクマネジメントを
してみてはいかがでしょうか？
不動産購入前はもちろん、購入後のご相談も承っておりますので
是非お気軽にお問い合わせ下さい。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
担当：竹内